メインイベントで団体最高峰のワールド・オブ・スターダム王座戦が行われ、挑戦者の鈴季すず(23)が21分32秒、ジャーマンスープレックスホールドで王者の玖麗さやか(26)から3カウントを奪取。見事初戴冠を果たした。玖麗は2度目の防衛に失敗した。

鈴季は試合が佳境に入ると雪崩式投げっぱなしジャーマンで玖麗を豪快にマットにたたきつけて優位に立ったが、その後、ときめきスピアーを被弾。これを何とかはね返すと、テキーラショットから頭突き、そしてジャーマン2連発を繰り出した。

玖麗にカウント2で返されると、これでもかと再度、執念のジャーマンで投げ、ついに3カウントを奪った。

鈴季は試合後のマイクで「やっと、やっと巻きました! お前たち、きょうは大雨のなか、来てよかったよな!」とファンにアピール。その後、玖麗を近くに呼び寄せ「きょうの玖麗はめちゃくちゃ強かったぜ、マジで。この(スピアーの)おかげでシックスパックになれそうだわ」とジョークを飛ばした。

そして「2年半でここまでやれて、お前すげーよ。でも一つだけ、等身大でいいんだよ。無理しなくていいんだよ。自分のやりたいプロレスを自分で追い求めろ。そしたらまたこれ(ベルト)かけてやりましょう」と温かいエールを送っていた。

◇玖麗さやかの話「前のチャンピオンみたいにすごいことしなきゃって思ってしまってたのかな。私、この代々木大会6月20日、今日が誕生日なんです。だから等身大の玖麗さやかとして生まれ変わってまた積み重ねていきます」