大相撲初場所(10日初日、東京・両国国技館)の新弟子検査が6日、国技館内の相撲診療所で行われ、昨年の実業団横綱で幕下15枚目格付け出し資格を持つ坂元元規(23=追手風、鹿児島県出身)ら受検した13人全員が身長167センチ、体重67キロ以上の体格基準をパスした。内臓検査の結果を待って、初日に合格者が発表される。

 福岡県出身の古閑宗市(こが・そういち、20=佐渡ケ嶽)は、東福岡高のラグビー部出身。高校1年時には世代別の代表候補にも名が挙がった実力者だった。だが、膝のケガで思うようにプレーができなくなり「悔しい部分があった。挑戦してみようと思った」と、周囲のススメもあって相撲の道を選んだ。

 母校は現在、全国大会でベスト4に残っており、1学年上の先輩は日本代表のWTB藤田慶和(早大)。ケガが原因で部活から遠ざかったときに「お前とラグビーがしたい」と声を掛けられたことは今も覚えている。「藤田先輩は有名。自分も有名になって、ケガであきらめなかったことを分かってもらえたらいいなと思います」と飛躍を誓った。