東序ノ口20枚目の琴鎌谷(ことかまたに、18=佐渡ケ嶽)が、序二段の颯風を小手投げで破り7戦全勝とし、序ノ口優勝を決めた。懐に飛び込まれ、浅く二本を差されたが、落ち着いて対応。引っ張り込んだ右を小手に巻いて、あっさりと転がした。
西の通路で優勝決定の一番を見守った、父で師匠の佐渡ケ嶽親方(47=元関脇琴ノ若)も、胸をなで下ろした。「ドキドキですよ。どの親もそう。(相撲も)中に入られてドキドキですよ」と安堵(あんど)の笑みを浮かべた。稽古場でも「攻めの相撲を取っていたので、いいかなと思っていました」と師匠として、この地位での成績は納得の様子だ。相撲の強豪・埼玉栄高に在籍。付属中学から6年間、お世話になった恩師でもある相撲部の山田道紀監督らに早速、電話で優勝を報告。帰り際には、優勝を決めた長男、いや愛弟子と握手をかわし、ささやかながら喜びを分かち合った。

