奇手の居反りを得意とする西幕下8枚目の宇良(23=木瀬)が、幕下優勝決定戦進出を決めた。
同学年で元学生横綱の東幕下16枚目の大輝(23=八角)を下し6勝1敗とした。
立ち合いで低く強く当たると、タイミングよくはたき込んだ。過去序ノ口と序二段優勝決定戦で対戦し1勝1敗だったライバルを倒し「良かったと思います」とひと息ついた。
2番前の取組で全勝だった栃丸が敗れ、勝てば決定戦進出と認識して臨んだ一番。その重圧を集中力へと変えてくれたのは、他ならぬ相手の大輝だった。「相手が大輝くんなんで、気持ち的には思い切っていけるので」と宇良。「この前の序二段決定戦では見事に攻略された。今回は自分からどんどん攻めていこうと思った。当たれたと思います」と自身の成長も感じた。
千秋楽の優勝決定戦は、1敗で終えた8人で争うことになる。「兄弟子(浜口)も決定戦に進むので、初戦で当たらないようにと思います」。全力で激戦を勝ち抜く覚悟だ。

