新入幕の西前頭17枚目日翔志(28=追手風)が、初日から4連敗の後、4連勝で星を五分に戻して折り返した。時疾風と、立ち合いから何度も体当たりを繰り返し、最後は引き落とし。「まわしを取られなかったのがよかった。途中、足を滑らせちゃったので焦ったけど、滑った流れで引かずによかった」と、胸をなで下ろしていた。同時に「4連勝は内容も悪くない。浮かれずにやっていきたい」と、気を引き締めていた。

先場所11日目の錦木戦で左膝半月板を損傷。先場所は、その取組から5連勝で締め、10勝5敗の好成績で新入幕を勝ち取った。ただ、左膝を痛めた影響は大きく、今場所前も稽古を十分に積めないほどだった。この日の取組後、4連敗から4連勝に好転したきっかけについては「前に出ることを意識した。後手に回ると(左膝が)痛いので。けがしないためにも前に出ようと、自分で考えて心がけるようにした」と説明した。

加えて場所前に稽古を十分に積めず、微妙な感覚が薄れていた「相撲勘が戻ってきた」という。「勝ち続けないと十両に落ちるので頑張りたい」。勢いに乗って、まだまだ連勝を伸ばしたい思いに満ちあふれていた。

【大相撲秋場所全取組結果】はこちら>>