6月からチーム活動を再開した横浜かもめスポーツクラブ(SC)では7月12日、北新横浜のあおばスカイフィールドで、東京のスポーカル六本木と練習試合を行うなど、選手たちに「日常」が戻ってきた。U-12チーム「シリウス」のセンターバック三瓶魁士主将(横浜市立神大寺小6年)は、ゴール前で相手ボールをクリアするなどフィールド内を動き回り、2月の「横浜市長杯」以来の試合の感触を、思う存分に楽しんだ。

自粛中は「コロナでサッカーができなくてつまらなかった」という三瓶主将。フットサルが趣味の母博美さん(40)、妹菜々美さん(同小4年)と「家の近くの公園でリフティングをして」ボールコントロールの感覚を忘れないようにした。母、妹と参加した横浜FCのスクールから始めたサッカー歴は6年。最初は「ゴールを決めた時のうれしさが良かった」というが、今は138センチと小柄ながらも「バックスとして、将来は点を取られない選手になる」と目を輝かせた。競技歴が同じの菜々美さんは同SCU-10チームの中心選手。三瓶主将は「妹はうまいけど、まだ負けない」と笑った。

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