登録者数115万人を誇る「令和の虎CHANNEL」が29日、更新。撮影した動画内で火事が起こったことを報告した。

「大変なことになりました。」と題した約20分の動画をアップ。今放送は「FC(フランチャイズ)版タイガーファンディング」という企画。3カ月で移動していく唐揚げ店舗のプレゼンを動画内で紹介した。室内でプレゼン者が実際に家庭用こんろを使用して油で唐揚げを揚げた。実食してもらい、好評を得ていた。

その後、番組スタッフから「控室で油が…」と指摘されると、画面には「※大きな物音が鳴りますのでご注意ください。」とのテロップが出現。その後「消火器をまいている音です」に変化し、大きなスプレー音が鳴った。

一般人のプレゼンを判定するゲストたちは一室から脱出。ゲストで参加していたユーチューバーのヒカルは「緊急で動画を回してるんですけど、『令和の虎』撮影中に火事が起きて」とリポートした。その後、消火器が撒かれて白い煙でモクモクとしている控室の一部内部が明かされた。

その後、画面が切り替わり、火事があった日と別日に収録された動画が登場し、事情を説明した。「令和の虎CHANNEL」主宰の岩井良明社長は「大変なことになってしまいました」と語った。「FC(フランチャイズ)版タイガーファウンディング」を主宰する林尚弘氏は「皆さんにご迷惑をおかけしました」と謝罪。ビルのオーナーが、撮影場所を提供した「サンエイト」の立ち退きを要求していることなどを説明。岩井社長も「本当の炎上が起こってしまった」と神妙な顔つきで語った。

林尚弘氏はXでも「【お詫び】本日の令和の虎チャンネルに上がっているように、FC版の令和の虎の撮影時、スタジオでカセットコンロから引火してしまい、多くの人にご迷惑をおかけしてしまいました。大変申し訳ありませんでした」と謝罪。続けて「そのため、令和の虎のスタジオであるサンエイトさんは物件オーナーさんから即時退去や違約金などを請求され、最大3億円かかる見込みです。その責任は僕にありますので、非常に悩んでいます。重ね重ね、多くの方にご迷惑をおかけして大変申し訳ありませんでした」とつづった。

岩井社長も「先ほど上がった動画の件ですが、令和の虎の主宰として何ができるのかを真剣に考えております。何度も何度も危機を乗り越えて来た令和の虎だから、きっと今回も乗り越えられる。そう信じて、前を向いて頑張るしかありません」とつづった。