イップス克服指導の第一人者、日本イップス協会・河野昭典会長(62=イップス研究所所長)の著書「メンタルに起因する運動障害〈決定版〉イップスの乗り越え方」(BABジャパン、1400円+税)が、今日23日から全国で発売される。イップスは「できていた動きができなくなる」という現象で、ゴルフのパターで震える、野球の送球で動きが止まるなど、さまざまな症状が表れる。

 河野会長は「イップスは脳の働きと関係しており、決してメンタルが弱いから陥るわけではない。理解して対処すれば乗り越えられます」。本書ではスポーツだけでなく、日常生活におけるうつ症状、離人症などにも触れ、対処法やセルフコントロール、さらには指導論にも言及している。イラストで紹介するスローイングのドリルも必見だ。

 7000例以上のイップスに対した同会長が「決定版」と自信を持つ1冊。同協会の認定トレーナーで、長年スポーツ新聞の記者として野球を取材してきた飯島智則氏(51)が企画・構成を担当した。

 本書を3人にプレゼント。希望者は、はがきに郵便番号、住所、氏名、年齢、電話番号を明記の上、日刊スポーツ販売「イップス本」係まで。30日必着。当選は発送をもって代えます。

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