東京地検は21日、東京都世田谷区の自宅マンションで18年7月、派遣型マッサージ店の30代女性従業員に性的暴行をしたとして、強制性交の疑いで逮捕されていた俳優新井浩文被告(40)を起訴した。

新井容疑者は昨年7月1日午前2時ごろ、自宅に呼んだ派遣型マッサージ店の30代女性従業員に対し頭を押さえつけるなどの暴行を加え、乱暴した疑いで1日に逮捕されていた。女性は当日、世田谷署に被害を相談し昨年8月被害届を提出していた。

新井被告は、女性従業員のことを「好みのタイプだった」などと供述し、性的暴行をしたことは認めながらも「押さえつけてはいない」などと一部容疑を否認しているとされる。