テレビ朝日系バラエティー「マツコ＆有吉　かりそめ天国　2時間スペシャル」（金曜午後8時）が23日放送され、有吉弘行（46）、フリーアナウンサー夏目三久（36）が結婚発表後、夫婦として初共演した。夏目アナは番組内で、今秋をもって芸能界を引退する意向を明かした。

2人は11年放送開始の前身番組「マツコ＆有吉の怒り新党」で出会い、交際に発展。今月2日に結婚を発表した。

この日3人がそろい、「怒り新党」が5年ぶりに一夜限りで“復活”。マツコから「夏目ちゃんこれから仕事とかどうするの？」と聞かれると、有吉は「2人で相談しまして、秋で仕事は辞めようかなと思います、全部」と妻の引退の意向を語った。夏目アナも「この仕事から離れようかなと思います」と続けた。表舞台を去ることについて、マツコから「ええ～！？　大丈夫？　我慢できるタイプ？」と念を押されると、「はい」とキッパリと答えた。

有吉は、夏目アナが引退を決めた理由について「みんなの話を聞いていると、離婚の理由ってすれ違いか価値観じゃない？　価値観の方は無理だとしても、すれ違いだけつぶしておくか、みたいな」。また「今まで頑張ってきましたし、これからはゆっくりと」と夏目アナに向けて語った。

夏目アナは今後の生活について「想像できてないですけど、ゆっくりさせていただいて、表に出る仕事の緊張感や重責は少しは分かっているつもりなので微力ながら安らげる場所を作れればいいのかなと思ってます」。また「残り少ないので、1日1日誠実にお仕事をしていければと思っています」と話した。

番組は17年に「かりそめ天国」にリニューアルした。マツコ・デラックス、有吉、夏目がそろって共演するのは5年ぶりで、怒り新党“復活”の演出となった。

マツコはこれまで他のレギュラー番組で2人の結婚に触れることはなく、コメントに注目が集まっていた。