ビートたけし(79)は、24日に放送されたテレビ朝日系「ビートたけしのTVタックル」(日曜正午)に出演。全国で問題になっているクマによる人的被害をめぐり、クマと人間との「共生」のあり方を語る中で、自身が幼少期、出身地の東京都足立区で「鈴を付けろと言われていた」と、思いがけない?思い出を明かした。

この日の放送では、クマが市街地など街中に出没するケースが相次いでいる実態を特集。5月14日に岩手県盛岡市の岩手大の敷地内で、15日には青森市の商業ビル内でクマが目撃されたり、19日には東京・奥多摩町で、下半身だけの遺体が発見され、クマなど大型動物に襲われた可能性もあるとみられていることや、東京・八王子市の住宅街でも目撃情報があることを伝えた。クマに襲われ九死に一生を得た消防団員へのインタビューも伝え、人間とクマの共生をめぐり出演者が議論をかわした。

たけしは「人がクマのテリトリーまで、住宅などが進んじゃったのかね」と、人間の暮らしがクマの生態系に影響を与えた可能性を念頭に指摘。一方で、「俺の子ども時代は、足立区だけど、やっぱり『鈴を付けろ』とか言っていた」と証言。カンニング竹山に「足立区ですか?足立区にクマいますか?」と問われ、ともにMCを務めるエッセイスト阿川佐和子が「え?え?」と動揺を隠せない中、たけしは「足立区はすごいもの」と主張。「車、駐車が荒いんだから、足立区で車止めたら車盗まれるんだから」と持論を展開。竹山は「違うでしょ。クマよけじゃないでしょう。それで鈴をつけていたんですか、みんな」と、たけしの「笑撃」ボケに、すかさずツッコミを入れた。

たけしは気にせず「鈴を付けて…」と答えつつ、「あとはクマに会ったら死んだふりをしろと、おばあちゃんなんかに聞いたことがあるけど、クマはそこにいるのに死んだふりなんか、できるわけねえじゃねえか」と、笑いをまじえて答えた。一方で、人間とクマと共生については「クマに言わせたら、人間が、お前らが出てきたじゃねえかといわれればそれまでだけど、共存することを考えると、なかなか(解決策は)難しいね」と、厳しい表情で指摘した。