喜劇役者でタレントの伊東四朗(89)が3日、レギュラー出演する文化放送のラジオ「親父・熱愛(パッション)」(土曜午後3時)に生出演後、都内の同局で報道陣の取材に応じた。伊東は卒寿の90歳を迎える来年6月15日をもって、芸能活動を引退することを10月1日に発表。取材会場に現れるなり「うわー、驚いた。なんか有名人になったみたいだな。あがるなぁ」と、第一声をあげて報道陣の笑いを誘った。そこからポーズをつくると、報道陣からは拍手が起きた。

引退について問われると「若いころから90歳というのは、本当におじいさんと思っていたから、その時まで仕事をしているのを想像できなかった。昔のじいさん像は、今よりもじいさん。還暦を迎えただけでじいさん。それよりも30歳馬上。来年6月で90歳。そんな時にやめられたらと思って」と、経緯、心情を打ち明けた。

1日の発表以降、多くの報道に触れ、この日も多くの報道陣が駆けつけた。「このままスッキリやめさせてもらえるかと思っていたんですが」と、驚きを口にした。続けて「(引退を)撤回しようかな。そんな気がムクムクとしている、今日このごろです」と話し、また報道陣を笑わせた。

この日、生出演したラジオのレギュラー番組は、来年6月12日放送回で最後の出演と、この日の放送でもアナウンスされた。ただ、翌6月19日の週を差して、報道陣から「次の週も出ていたら笑いますね」と、問われると「きっと笑います」と、いたずらっぽく話していた。