俳優で歌手の高橋克典(61)の6曲入りデュエットカバーアルバム「with」が20日、発売される。同作で共演する野呂佳代(42)とともにこのほど、日刊スポーツなどの取材に応じ、同作への思いなどを語った。
その長いキャリアにおいて、出会った人の誰ひとりが欠けても今の高橋はなかった。そんな「人と寄り添い、人とのつながりを大切に」をテーマに、草彅剛(52)との「白い雲のように」、福原遥(28)との「世界中の誰よりきっと」、野呂との「ふたりの愛ランド」、松下奈緒(41)との「星のかけらを探しに行こうAgain」、藤原紀香(55)との「ロンリー・チャップリン」、恵俊彰(61)との「WON'T BE LONG」と、誰もが知る名曲からえりすぐった珠玉の6曲をカバーしている。
高橋は俳優だが、そのルーツは音楽だ。同企画案は「僕にはちょっと頭になかった」と告白。事務所からの提案を受け、「今皆さんが昭和歌謡曲をすごく楽しんでいて、みんな知っているし、あの頃の温かい空気を感じられるので面白いと思った」という。
約10年に渡り、共演するbayfm78「GROOVIN' ON THE ROAD」(土曜正午)で野呂の声を聞いてはいるが、歌う声を聞き「すごくいい声でビックリしました」という。高橋が「普段のセリフよりちょっとかわいい声」とすると、野呂は「それはやっぱ潜在的なアイドル。腐ってもタイ」とした。「長年アイドルをやっていたけど大成はしていないので。だから“AKBの亡霊みたいな感じ”でやっているだけ…」と自虐ネタで笑いを誘った。
また、野呂がレコーディングを数テイクで終わらせた姿を「美空ひばりさんのような、大先生みたいだった」と称した。野呂は「アイドル時代に『何回やってもそんなに変わらない』と言われたことがあって」とすると、「そうやってレコーディングをしてきたので、『こんなもんしかないよ』というものを全力でぶつけて終わらせました」と胸を張った。
その上で、「大それたことは言えないませんが、『寄り添える』『邪魔しない』『でも盛り上がる』みたいにしたいという気持ち1本でやりました」と明かした。
野呂とのデュエットを高橋は「なんか楽しい感じ」とし、「野呂ちゃんのベタつき感のない、なんとも楽しい明るい感じが出ている」とした。
野呂は高橋に「音楽の活動をしている時はまた違う輝き方をしていらっしゃるので、できればいっぱいやってほしい」と要望。これを受けた高橋は「ライブはつなげていきたい」とし、「今回の収録曲は誰もが知っている曲なので、いろんなところでライブをやって、突然、どなたかにゲストに来ていただいたりとかができたらいいですね」と目を輝かせた。【川田和博】



