カーレース映画「デイズ・オブ・サンダー」(1990年)の続編の製作が発表された米俳優トム・クルーズ(64)が、撮影の準備として米国で一番の人気を誇るレーシングシリーズ「NASCAR」の傘下組織として運営されているARCAへの参戦を希望していることが分かった。

自ら危険はスタントをこなすことで知られるクルーズは、2028年夏公開の続編で実際にレースカーのステアリングを握ることを望んでおり、その一環として撮影前に本物のレースへの参加を希望しているとNASCARのスティーブ・オドネルCEOが明かした。

イベントに出席したオドネル氏は、「驚きました。トムはARCAでレースをしてみたいと言ったんです」と話し、実際に実現するかどうかは分からないが、可能な限り本物に近いものにしたいと望んでいると、レース参戦の可能性について語った。

「デイズ・オブ・サンダー」でNASCARの若手天才レーサー、トリクル役を演じたクルーズは、再びトリクル役を演じることが発表されているが、現時点で続編のプロットは明らかになっていない。

クルーズは、過去にF1のレッドブル・レーシングマシンをデモ走行でドライブした経験があるほか、80年代にはカーレーサーでもあった名優ポール・ニューマンさんのレーシングチームの一員としてレースに複数回参加したことがあるため、NASCARファンから大きな反響を呼んでいる。

クルーズと女優アン・ハサウェイは8月下旬に、NASCARカップシリーズ開幕戦「デイトナ500」の開催地であるデイトナ・インターナショナル・スピードウェイに登場し、無人のサーキットに停められた「2028年夏公開」の文字が入ったライムグリーンのNASCARマシンを前に続編の製作を発表していた。【千歳香奈子】