立憲民主党会派の岡田克也衆院議員は3日、国会内での取材に、統一地方選が行われているの今月1日に、政府が新元号を発表したことについて、「自省すべきではなかったか。配慮が足りない」と述べ、疑問を示した。
「皇室にかかわる話で、(選挙戦中という)微妙な時期は、避けるのが知恵だ。地方選の前でも後でもよかった」とした上で、「もし(発表の時期を)意図したものなら、大変なことだ」と指摘。「平成」発表の際は、官房長官が総理大臣談話を読み上げていたことに触れ、「当時は、総理が前面に出ず、政治色が出ないように工夫していた。知恵を出していた」と、今回との違いに触れた。
首相が、SMAPの「世界に一つだけの花」を引き合いに出すなどして、「国民1人1人がそれぞれの花を咲かせることができる。そうした日本でありたいとの思いを込めた」と、元号への見解を示したことも疑問視。「一内閣が解釈を言うものなのか。新しい元号は、安倍政権だけの時代ではない」と、訴えた。
「令和」発表後、各社の内閣支持率も軒並み上昇している。岡田氏は先月28日、首相が衆参ダブル選挙に踏み切る可能性を「3~4割」と比較的高い数字で言及したが、この日は「従来は、参院選で野党がまとまると、与党にとって不利な状況になるため、衆参ダブル選で乗り切るのではないかと考えていた。今は逆に、野党の状況をみて、今ダブル選挙をやって野党をつぶしにかかるのはあるのかなと思う」と、分析。「野党つぶし」のために、首相が衆参同日選に踏み切る可能性があるとの認識を示した。
野党共闘が遅々として進まない状況でもあることから、岡田氏は「だから野党はしっかり頑張らなければならない」と、警戒を強めた。

