将棋の高校生プロ、藤井聡太2冠(棋聖・王位=18)が17日、名古屋市内で行われた第14期朝日杯オープン戦の本戦トーナメント準々決勝で、豊島将之竜王(叡王=30)を破り、ベスト4に進出した。同棋戦は4年連続ベスト4。同じ愛知県出身の豊島には、17年8月の初対局から公式戦6戦全敗だった。

初めて黒星を喫した豊島は終局後、「序盤に失敗してしまった。中盤あたりで難しくしたかと思ったが、終盤分からなかった。朝日杯はここ数年、成績が良くないのでまた来年頑張りたい」と話した。