7月の参院選に出馬(落選)して話題となった元グラビアアイドルでタレントの八幡愛氏が13日、ツイッターを更新。痴漢被害に遭ったことを告白した。

八幡氏は「今日駅を歩いていると両手で胸を鷲掴みにされました」と書き出し、「直進で正面から来られた時は恐怖でしたが、咄嗟に浮かんだのは“次の被害を生んではいけない”でした。手を掴んで声をあげたら逃げたので捕まえて駅員さんの所まで連れていき警察の方に対応いただきました」と当時の状況を説明した。

その後の投稿で「今、被害から7時間経過です。犯人を追いかけて突き出せた私は強いし胸くらい平気と思ったけど、たくさんの人が周りにいたのに終始誰も声をかけてくれなかったあの孤独や、やっぱり怖かったことが今になって襲ってきてます」と被害に遭った心境を振り返り、「痴漢や性被害に遭われた方の気持ちに寄り添える人になりたいです」と思いをつづった。

また、「私は被害を無くすためには、加害者への厳罰化ではなく『性的依存症』『性嗜好障害』など警察と医療機関との連携で診断がなされ、治療プログラムが開始できる体制を整えることが必要だと思っています」と、痴漢撲滅に対する考えを示し、「決してこれは擁護ではありませんが」と補足した。