囲碁の最年少プロで、大阪の小学4年生の藤田怜央初段(10)が28日、大阪市の関西棋院で打たれた第79期本因坊戦予選C2回戦で、遠藤隆博九段(75)に勝勝った。65歳差対決を制した。

持ち時間3時間。147手までで黒番中押し勝ちした藤田は「うまくうてた」とコメント。

遠藤は「ノータイムでカド(47手目)にこられて参った。その後も自分の発想にはない手(51手目)を打たれ、こちらの打つ手がなくなった。才能を感じた、これからが楽しみです」と話した。

藤田の師匠・星川拓海五段は「序盤から難しく、これまでで一番慎重に打っていた。大きなフリカワリがあってからも形勢互角で進んでいたが、中央の白の薄みをついていき黒の死んでいる石が復活し勝負がついた。感心する手が多く、手どころがしっかり読めていた」と評価した。