自民党の世耕弘成前参院幹事長は14日、自民党派閥の政治資金パーティー裏金事件を受けて行われた参院政治倫理審査会(政倫審)で、昨年11月に地元の和歌山市で行われた自民党青年局近畿ブロック会議後の懇親会に、露出度が高いセクシー衣装を着た女性ダンサーが招かれていた問題をめぐり、自身の秘書が出席していたことを認めた。
「地元での青年局の懇親会については、うちの秘書も参加して厳重注意をして今、自宅謹慎を申しつけている」と述べ、謹慎処分としたことも明かした。
日本維新の会の音喜多駿参院議員の質問に答えた。
この秘書をめぐっては、女性ダンサーにチップを口移ししていたのではないかとの指摘も出ている。
音喜多氏は、この日の政倫審で世耕氏が肝心なことについて証言していないことを念頭に「(懇親会に)世耕議員の秘書が参加し、金銭を渡していたことが報じられている。キックバックを受け取ったこともその用途も知らなかったということであれば、こうした際のお金に、まさに還付金、裏金が使われていたんじゃないかという疑惑を、否定できないのではないか」とただした。
世耕氏は「知らないことを知っていると言えと言われても、これは言えない。私も虚偽の自白はできない」と気色ばんで反論しながら「そういったところ(懇親会)のお金、少なくとも還付金を原資とするお金を、地元を対象に何か使ったということは、1円もありません。ここは明確に申し上げたい」と主張したが、音喜多氏は引かず「自身の秘書が裏金づくりに関与し、時代錯誤で不適切な会合で女性ダンサー側に疑惑の金銭を授受していた責任をどう感じるか」と、世耕氏の責任についてただした。
世耕氏は「このお金が秘書のものかどうかも分からない」とした上で「いずれにしてもああいう写真を撮られるというのは極めて不適切だった。監督責任として、私は厳しく注意し、謹慎を申しつけている」と述べたものの、自分の責任については明確に答えなかった。

