前明石市長で弁護士の泉房穂氏が、25日までに自身のX(旧ツイッター)を更新。フェイスブックやインスタグラムを運用するMeta(メタ)社に、自身の名前や写真が詐欺の広告に悪用されている問題について「看過できない」とつづった。

泉氏は「『私(泉房穂)』が、『なりすまし(泉房穂)』に対して、『あなたは本当に泉房穂さんですか?』とメッセージを送ってみたところ、『もちろん私自身です』と『なりすまし(泉房穂)』から返信があった。本当に成り済まされてしまっている。さすがにこれは看過できない」とした。

続く更新では「『利益の帰する所に、責任も帰する』。すなわち、広告によって莫大な利益を得ているメタ社は、詐欺広告によって被害が発生しないように対策を取る責任も負っているということだ。ところが現実は、いまだに私のニセ広告が出回っている状況。メタ社の責任は極めて重い」と加えた。

著名人の画像を無断利用した偽の広告などによる「SNS型投資詐欺」は全国で相次いでいる。