石破茂首相は17日、清貧で質素な暮らしぶりから「世界でいちばん貧しい大統領」と親しまれ、13日に89歳で亡くなったウルグアイのホセ・ムヒカ元大統領に対する弔意の書簡を、同国のオルシ大統領にあてて送った。政府が同日、発表した。

書簡では、遺族や国民に対する哀悼の意が表され、ムヒカ氏が大統領として貧困対策に注力し、ウルグアイの発展のために貢献をしたことや、常に日本への敬意を示していたことなどに触れ、長きにわたり二国間の関係強化に尽力したムヒカ氏の功績をしのぶ内容となった。

ムヒカ氏は、大統領在任中の2012年の国際会議で「貧乏とは少ししか持たないことではなく、いくらあっても満足しないこと」と演説し、大きな話題になった。自身を描いた絵本は、日本でもベストセラーに。2015年2月で大統領を退任し、2016年には来日も果たした。