藤井聡太名人(22)が永瀬拓矢九段(32)の挑戦を受ける、将棋の第83期名人戦7番勝負第5局が29日午前9時からの2日制で茨城県古河市「ホテル山水」で始まった。先手後手は午前に決まっており、永瀬が先手。藤井が後手。お互いに飛車先の歩を突き、角換わりの出だしから藤井が右玉に組んだ。

午前10時過ぎ、最初のおやつが出された。藤井は地元の焼き菓子「はなもも」と桃の果汁を使ったドリンク「ももかのじぃじがつくった古河の味」、永瀬は「まんまるメロンソーダ」「いちごの森のいちごスムージー」を頼んだ。

3連勝した藤井に対し、第4局で名人戦初登場の永瀬が初白星を挙げて迎えた第5局は、開始1時間で41手も進んだが、ここからペースが落ち、水面下での読み合いを含めた駒組みが進みそうだ。

持ち時間は各9時間の長丁場。正午から午後1時まで昼食休憩が入る。午後3時にもおやつが出される。初日は午後6時30分の時点で手番の棋士が指し手を封じ、2日目に指し継がれる。決着は30日夜遅くの見込み。