自民党「農林族」の実力者でもある森山裕幹事長は2日、農水省で報道陣の取材に応じ、随意契約によって5キロ2000円程度で政府備蓄米放出を進める小泉進次郎農相の方針について評価を問われ「当然のことを、しっかりやっていただいたと思う」と述べた。
森山氏は取材に先立ち、同党の食料安全保障強化本部長として同僚議員とともに農水省を訪れ、進次郎氏と大臣室で面会。進次郎氏に対し「農業構造転換集中対策の実施に向けた緊急決議」の決議文を携え、本予算とは別枠での予算確保などについて申し入れを行った。
森山氏は取材に、進次郎氏の備蓄米放出の手法について「コメ離れが起きてはいけないので、緊急に対応しなくてはいけなかったと思う。大臣の対応は、当然のことをしっかりやっていただいたと思う」と述べ、これまでの対応を問題視していないことを強調。「自民党の農林部会との連携が大事だと思う。本人が農林部会長をしているので、その連携は、何ら心配する必要はない。しっかりやっていただけると思う」と、党内の一部で不満も出ている党側との連携についても問題視していない考えを口にした。
「小泉さんは自民党農林部会長の経験がある。私は(その)当時の農水大臣を務めており、気心は分かっている」と2人の関係性に触れながら、「しっかり(コメ対策を)進めていただけると思う」と訴えた。

