元テレビ朝日社員の玉川徹氏が2日、同局系「羽鳥慎一モーニングショー」(月~金曜午前8時)に出演。学歴詐称疑惑をめぐり市議会の全会一致で不信任決議が可決された静岡県伊東市の田久保真紀市長にささやかれているとされる、起死回生の「ウルトラC」について、解説した。
今年5月29日に就任したばかりの田久保市長は今後、地方自治法に基づいて、通告から10日以内の9月11日までに辞職か失職、もしくは議会解散を選ぶことになる。田久保市長は不信任決議が成立した後の取材に「持ち帰って中身を検討したい。気持ちとしては重く受け止めている」などと答えた。市議会側は辞職を強く求めているが、番組では市長が市議会を解散し、市議選に打って出る可能性が強いとの見方があると伝えた。
田久保市長が辞職か失職した場合、50日以内に市長選が行われ、議会を解散した場合は40日以内に市議選が行われる。玉川氏は「どんなルートを通っても、失職するようにしか見えないんですけど…」と、田久保市長が置かれた立場の厳しさを指摘。一方で「(市長を続けるための)一応、ウルトラCがあるような感じもあって」と口にした。
番組では、田久保市長が市議選に踏み切った場合でも、新たな市議会で再び不信任決議案が提出される可能性があると報じた。この場合、3分の2以上の議員が出席し、過半数の賛成があれば、田久保市長は失職し、その後50日以内に次の市長を選ぶ市長選が行われることも伝えた。
田久保市長が崖っぷちに追い込まれていることには変わりないが、玉川氏は「議会でもう1回(不信任案を)再提出した場合、3分の2以上の出席で過半数の賛成(が必要)ということ。だから、3分の1以上が出席しなかったら、そもそも失職に至らないんですよ」と指摘。「その前の市議選で、3分の1以上の市長派が当選すればいいということになる」と述べた。
「いまの市議会の定数は20なので、7人(の市長派が)当選すればいい。この7人なんですけど、前回選挙で下位7人の票を全部足すと、5783票。全投票者の20・3%なんです。この前に投票した人の20・3%の票を市長派が取ることができたら、失職には至らないという計算には、一応なるんです」とも訴えた。
「どうも(田久保市長は)、市長派を(市議選に)立てるのではないかという話もある。だから、まったく不可能ではないというふうなところを、狙っていらっしゃるのかもしれない」とも推測した。

