JR東日本秋田支社の「TOYOSHIMA FARM(トヨシマ・ファーム) モニターツアー」に参加した。鳥海山のふもと、秋田県由利本荘市は矢島地区でワインの製造を手がける同ファームは、豊島昂生(こうせい)代表(35)が昨年10月にワイナリーも開業した。新たな観光資源として注目される。また、鳥海・矢島地区の魅力度アップとJR羽越線の利用促進を図る、秋田支社の伴走型地域づくりの一環として企画されたツアーの目玉にもなる。
トヨシマ・ファームとワイナリーを訪問した時、湊貴信由利本荘市長(60)も同行した。湊市長は「観光」「就労」の2面で、今後に期待している。「豊島さんが大きく事業を展開してもらえれば、観光振興の面から由利本荘市の魅力的なコンテンツの1つに加わる。産業の6次化も可能になるので、地元で就農、起業などでチャレンジしていく人たちのために、先駆者として新しい産業や働き方を提案してほしいし、雇用も創出してほしい」と、地元への貢献を強調した。
由利本荘市だけではなく、人口減少に伴う鉄道の利用者減、若者の流出、にぎわい創出は地方の宿命であり、課題でもある。その克服方法は、地方によっていろいろ。ワイナリーはその1つになるかもしれない。

