政治ジャーナリストの田﨑史郎氏が3日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。自民党総裁選の前倒しに関する党内の動きについて解説した。

田﨑氏によると「衆議院では賛成派が多いんですよ。参議院の動向は読めないです」と指摘。「参院は295人のうち100人。選挙が3年ないし6年ない。衆議院はすぐ解散総選挙があるかもしれないという中で、世論に敏感になっている。参院では選挙がないことと、一部幹部が前倒しはしなくていいと根回ししている。動向が読めないので、確実とは言い切れない」と説明した。

前倒し総裁選を実現させるためには、国会議員と都道府県連代表の本人が署名、捺印した書面を直接党本部に提出。党側は公表する。前倒しになるには、衆参国会議員295人と都道府県連の代表者47人のうち、過半数の172人の賛成が必要となる。

コメンテーターでお笑いタレントのにしおかすみこが「自分の名前を書くのって、踏み絵みたいで怖くないですか。イチかバチかという気がしません?」と問うと、田﨑氏は「総裁選の投票は無記名。今回(の総裁選前倒しの実施)は(規則で)、国会議員の要求に基づいてとなっている。要求するんだから、自分の名前を書きなさいよというのは論理的帰結として正しい。これだけのことをやるんですから、自分が責任を持って投票しましたとやらないといけないですし、投票しない人も明らかになりますから。いずれにしても踏み絵を踏まされる」と、政治家の覚悟を問うていた。