経済学者の中室牧子慶大教授が24日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。全国各地で相次ぐムクドリの被害への対策「ハビタット・マネジメント」に言及した。
番組に出演するうえで調べたという。「ハビタット・マネジメントといって、動物が生息するところと人が集まりやすいところを分けるということが最も有効な対策じゃないか」とした。
「ハビタット」は、動植物などの生息環境を示す英語。ムクドリ被害防止の「ハビタット・マネジメント」は、生息環境を様々な方法で管理することで、人への被害を抑制する取り組みとみられる。
番組は、ムクドリ被害を紹介。ムクドリは群れを成して集まり、大量のふんが出る。これが感染症やアレルギーなどのリスクとなる。救急車のサイレン並みのとされる鳴き声は騒音にもなる。果物を食べる食害は、2023年度で被害額が約1億8000万円にも及ぶという。群れを追い払うために千葉県市川市のように木の刈り込みをしたり、LEDライトを照射するなど、各自治体ではさまざまな対策を講じている。
中室氏は、「ムクドリが集まりやすいところは光が弱いというのと、高い木に止まりやすいということがある。市川市のように木の剪定(せんてい)、LEDライトで(照射を)やっておられると思う。人間と動物が共生する方向を考えていく必要があると思いました」と話した。

