愛知県名古屋市長の広沢一郎氏(61)が8日、X(旧ツイッター)を更新。同日に日本保守党へ離党届を提出したと発表した。

「本日、日本保守党に離党届を提出致しました。これまで約2年間、保守党の一員として活動してきた経緯を振り返ると残念ではあるものの、河村たかし衆議院議員が離党を決断したことを踏まえその決断を尊重し私も共に離党することが適当であると考えました」と書き出した。

そして「これまで支えてくださった党関係者の皆さまに心より感謝申し上げるとともに、皆さまのご健勝とご活躍を心よりお祈り申し上げます。特に昨年の市長選にあたりご寄付頂いた皆様方には大変感謝しております」と感謝。

続けて「なお、保守党だから応援したという方もいらっしゃると思われますので、今年に入ってからご寄付頂きました方にはご返金に応じます。お手数ですが以下から私のGmailアドレス宛にお名前、お振込日時、金額、ご返金口座をお知らせ願います。重ねまして、これまでありがとうございました」と締めくくった。

広沢氏は11年に減税日本公認で愛知県議会議員に初当選。14年に衆議選、22年の参院選落選を経験。河村たかし氏が衆院選立候補のため、24年に名古屋市長選に挑戦し当選。日本保守党では事務局次長だった。

日本保守党の河村たかし共同代表(衆院愛知1区)は8日、離党届を提出。その後、国会内で記者会見し、党運営を巡る百田尚樹代表との関係悪化を理由に挙げ「我慢を続けたが、信頼関係を築くのは不可能だと判断した」と語った。

国政選挙の候補者選定でも対立があったとし「党勢拡大の手法の違いは埋め難かった」と説明。「自民党政治を打ち破るには数が要る」と述べ、新党設立や他党との連携に含みを持たせた。

河村氏は9月、百田氏から共同代表を事実上解任すると通告され拒否。今月、脅迫容疑などで百田氏に対する告訴状を東京地検に提出した。百田氏側は、河村氏が代表を務める地域政党「減税日本」との「特別友党関係」を解消した。