元警視庁警部補で国際捜査官の小比類巻文隆氏が2日、フジテレビ系の情報番組「サン!シャイン」(月~金曜午前8時14分)に出演。先月末に上野で約4億2000万円が奪われ、羽田では約1億9000万円の強盗未遂と東京都内で連続した事件について、国内と海外の犯罪組織の存在を示唆した。

「1つ言えるのは、日本の反社会勢力、暴力団組織が関与している可能性。逃走に使われた車両が暴力団名義だったということからも言えると思います」とまず、日本の反社会勢力の存在を示した。そのうえで、「2点目として、現金が香港に持ち込まれた。中国国籍の方が中にいるということも踏まえて、海外犯罪組織が関与している可能性もある」とも続けた。

MC谷原章介からの暴力団と香港マフィアが対立としてるのか、連携しているのかとの問いかけに対し、小比類巻氏は「結託」という言葉を使った。「一見して、海外のマフィア組織と日本の暴力団組織が表面上では対立関係にありそうなイメージを持ちがちですけど、今回の場合は目的がお金。お金は彼らの最大の目的ではあるんで、それを入手するために結託をしてこういう犯行に及んでいるという可能性は十分考えられます。裏の世界というか、犯罪ブランドでは、お金を奪ったり奪われたりというのは日常的に起きていること。それを計画を立てたり、とっさにそういう行為に及んだりしているということは、常日ごろ裏の世界で起きていること。表面に出てこないだけで。いろんな組織が複雑に絡み合って1つのお金を狙っている。しつように現金を追いかけている感じが見て取れます」と説明した。