初めての海外遠征だったララクリスティーヌ(牝6、斉藤崇)が2着と健闘した。中団後方から直線は外に出して、豪快に脚を伸ばした。同馬はベストターンドアウト賞も受賞した。

また、同じく海外初遠征だったウイングレイテスト(牡7、畠山)は直線残り200メートルでいったん先頭をうかがう見せ場十分の競馬で4着に入った。松岡騎手は「思ったよりペースが速かったです。ハナへ行ければと思っていたけど、外の馬も速かった。一瞬抜け出しそうな手応えでしたし、頑張って走ってくれました」と話した。

勝ったのは内ラチ沿いの狭いところを縫って抜け出した英国のアナフ(牡5、M・アップルビー)。この馬は高松宮記念(G1、芝1200メートル、3月24日=中京)に予備登録をしている。