1日に50歳で亡くなった小林徹弥元騎手の同期で、仲の良かった伊藤直人元騎手(49=現助手)が故人をしのんだ。「夏の北海道でよく海に遊びに行ったり、おいしいものを食べたり、楽しい時期を過ごしました。ビールが好きでしたね。年に何回かは顔を合わせていましたが、飲み方がむちゃで不健康そうに見えたので心配していました」。

デビュー7年目、1999年札幌3歳Sのワンツーが一番の思い出という。伊藤騎手はマイネルコンドルに騎乗。同じ相沢厩舎で騎手が未定だったジョウテンブレーヴの鞍上には「同期のコテツでいいですか? しっかり乗れるので」と調教師に薦めて小林騎手に決まった。「4コーナーを回る時に同じ位置にいて“さあ行きますか”と一緒に追い出した。抜け出したエンゼルカロ(3着)の内から僕、外からコテツで、2人で1、2着。僕の重賞初勝利でしたし、競馬の後はどんちゃん騒ぎ。今思い出してもしびれます」。マイネルコンドルは6番人気、ジョウテンブレーヴは12番人気の大穴だった。

「同期だからこそバカタレと言いたい」と早すぎる旅立ちを悼んだ。