サトノグランツ(牡5、友道)の巻き返しなるか。
中東カタールで行われる国際競走のアミールトロフィー(G3、芝2400メートル、アルライヤン)が15日(土曜、日本時間同日午後10時15分発走予定)に近づきました。
昨年のこのレースで3着し、2度目のカタール遠征となるサトノグランツはフランスのC・スミヨン騎手と初コンビを組んで参戦。ディフェンディングチャンピオンのレベルスロマンス(せん7、父ドバウィ)をはじめとする外国馬と覇を競います。
サトノグランツの現在のレーティングは114で、これは出走予定馬の中では一昨年のG1英ダービー5着馬のザフォクシーズ(牡5、父チャーチル)と並んで上から4番目。最も高いレーティングはレベルスロマンスの123で、以下、欧州重賞4勝のアルフレイラ(牡6、父ダークエンジェル)が117、22年のジャパンCに参戦(15着)し、今年は地元調教馬として参戦予定のシムカミル(牡6、父タマユズ)が115。優勝争いはサトノグランツを含むレーティング上位馬に絞られているようです。
世界を渡り歩く“グローブトロッター”として活躍するレベルスロマンスは、7度のG1勝利を含む15勝(22戦)。6歳で迎えた昨シーズンはカタールでの勝利を皮切りにUAE(ドバイ)、香港、ドイツ、米国でG1レースに優勝。アミールトロフィーではレース途中からW・ビュイック騎手に促されて先頭に立って、ゴール前で外に大きくよれる不利のあったゼッフィーロに3馬身差をつけて完勝。続くドバイシーマクラシックではシャフリヤール(2着)、リバティアイランド(3着)、ジャスティンパレス(4着)をおさえて、その強さを際立たせました。
サトノグランツは、ここで結果を残せば4月5日のドバイシーマCへの転戦もささやかれています。日本での馬券発売はありませんが、強敵相手にどんな競馬を見せるか。好結果を期待したいと思います。【ターフライター・奥野庸介】(ニッカンスポーツ・コム/極ウマコラム「ワールドホースレーシング」)


