フェブラリーSを制したペプチドナイル(右)=2024年2月18日、東京競馬場
フェブラリーSを制したペプチドナイル(右)=2024年2月18日、東京競馬場

■フェブラリーSの見どころ

2025年最初のJRA・G1、フェブラリーS(ダート1600メートル)が23日の東京で行われる。


ダート界の新星エンペラーワケア(牡5、杉山晴)が、G1初挑戦での初制覇を目指す。ダートでは【7・2・0・0】と9戦すべて連対。昨年の根岸Sで重賞初Vを飾ると、休み明けの欅S2着を挟み、昨秋はエニフS、武蔵野Sを連勝した。特に前走は初マイルもこなし、まだ全く底が知れない。中間の気配も上々で、3連勝でのビッグタイトル獲得もありそうだ。


同じくG1初挑戦のコスタノヴァ(牡5、木村)も楽しみな1頭。3連勝で昨春の欅Sを快勝すると、クラスターCこそ初の1200メートルで6着に敗れたが、休み明けの前走・根岸Sを4馬身差で圧勝した。東京ダートは5戦5勝の鬼で、ひとたたきした上積みも見込めるとなれば、勢いそのままにG1制覇の可能性も十分にある。


新星の前に立ちはだかるなら、連覇を狙うペプチドナイル(牡7、武英)か。昨年はG1初挑戦で優勝。その後もかしわ記念3着、南部杯2着、チャンピオンズC5着と大舞台で確かな力を披露してきた。実績舞台なら今年も好レース間違いなしだ。


サンデーファンデー(牡5、音無)は充実著しい。2走前のベテルギウスSを快勝すると、前走プロキオンSを逃げ切って重賞初制覇。久々のワンターン、1600メートルがどうかだが、自分の競馬ができればG1でもやれていい。


4歳馬ミッキーファイト(牡、田中博)も面白い。ジャパンダートクラシックは同世代フォーエバーヤングの2着に敗れたが、前走・名古屋大賞典では古馬を相手にレコードV。“最強4歳世代”にあって能力上位の1頭で、どれだけやれるか楽しみは大きい。


他にも、芝G1馬で、チャンピオンズCでは2年連続3着と力は確かなドゥラエレーデ(牡5、池添)、昨年の2着馬ガイアフォース(牡6、杉山晴)、昨年のみやこSを制したサンライズジパング(牡4、音無)など、多彩なメンバーがそろう。