地元が恋しい。実家と目と鼻の先にある大井競馬場で、毎年のように現地で観戦していたのは帝王賞だ。
昨年は友人とプライベートで来たところをラジオNIKKEIの大関アナ、藤原アナと遭遇した。お二人は仕事で来ているのに、当方はビールを片手にのんびりしていたので、なんだか申し訳ない気持ちに。そんなお二人に予想を聞かれ「勝つのはミッキーファイトでも、本命はラムジェット」と答えた記憶がある。結果はミッキーファイトが勝利。背中を丸めて帰路についた。大阪に転勤となり、今年は現地観戦できないけど、予想は当てたい。
そんなわけで、今年もラムジェットに◎。低迷気味だった昨年だが、秋には復調気配を示してチャンピオンズCでは3着。東京ダービー馬の意地を見せた。前走のフェブラリーSは発馬で躓き度外視。松永幹厩舎へ転厩初戦だが、指揮官はは「以前との比較はできないけど、動きはさすがという感じ。脚元の不安も感じられないし、大型馬だからコースで長めに追って、のびのび走らせている」と調整の意図を明かした。環境の変化が起爆剤となれば、狙いはここ。ダービー馬の復活にかける。
ナチュラルライズ、サントノーレの徹底先行型に、カゼノランナー、アウトレンジ、ロードクロンヌらも番手を主張し、先行争いは激化。東京大賞典の勝ち馬ディクテオンはもう8歳。昨年覇者ミッキーファイトは今回ためる競馬を示唆しているが、Hペースの2000メートルでは末脚を発揮できるか。各馬にリスクは伴う。そこで差し馬ラムジェットに展開が向く。加速に時間がかかるタイプで大外枠は歓迎のクチ。4角で前を射程に入れ、直線で前を交わす姿が目に浮かぶ。単勝(13)、馬連(13)-(3)(8)(2)(1)(5)(6)(10)で大阪でひっそりと祝杯を挙げたい。【深田雄智】

