
- フランチャコルタ・アウトレット・ヴィレッジ。ちなみに、フランチャコルタはワインの産地として有名。とくにスパークリングワインはシャンパンと並び欧州内でも最高級とされています
ローマ伝統的ブランド街から変化
俗にいうアウトレットとは余剰生産品を安く売って不良在庫をなくそうというのが発想の根本。ゆえに大量生産大量消費といったアメリカ的な経済とライフスタイルであることが条件なので、イタリアにはその潮流が届くのは遅かった。イタリアにもスパッチョと呼ばれる余剰品を売る店はあったけど、郊外にある広大な土地を使った買い物をアミューズメント化したものとは異なっていた。
僕がイタリアに来た頃にはまだまだイタリア人はスニーカーを履くのは若者だけであり、服装だってスウェットみたいに頭から被っておしまい、というタイプは当時のマンマたちの目には「だらしのない服装」に映った。少なくとも男の子はボタンが付いたシャツを着ていなければいけない。

- パーツを組み合わせて季節に合わせて楽しめるO Bagは日本でも人気急上昇中
しかし、90年代末、ローマの伝統的ブランド街、コンドッティ通りにフットロッカー(スニーカーチェーン店)ができた頃を境にイタリア人の暮らしや経済は急激にアメリカ化してきた。
欧州最大店舗数も180
その流れにつれてイタリアでのアメリカ型アウトレット第1号ともえるセッラヴァッレ・デザイナーズ・アウトレットが2000年にオープンした。場所はミラノからA7高速をジェノヴァ方面に120キロほど走った地点。
日本の大手旅行代理店が出資したこともあって、ミラノから日帰りツアーもあり、またデザイナーズと銘打っているようにブランドショップも多く出店しており、そう店舗数約180店で欧州最大のアウトレットとされている。

- Geoxを一足購入。実はこのモデルは3年前に買ってあまりに履き心地がよかったのでデッドストックがないか探していた。Amazonで90ユーロくらいで見つけたけど、元々がセールで60ユーロほどで買ったこともあり躊躇していたら、なんと45ユーロで買えてしまった。こういうのもアウトレットの楽しみのひとつ
セッラヴァッレが観光客向けのアウトレットとすれば、ミラノからA4高速をヴェネツィア方面に90キロほど行った場所にあるフランチャコルタ・アウトレット・ヴィレッジはイタリア人御用達というべきか。
出店数160店舗と同格だけど、セッラヴァッレがインターナショナル・ブランドが多いのに比べて、フランチャコルタはイタリアの国内向けブランドが目立つ。
セッラヴァッレかフランチャコルタか
メンズのGutteridge(グッターリッジ)、「呼吸する靴」の名で知られるGeox(ジェオックス)、組み合わせで様々な変化を楽しめるシリコン製バッグO Bag(オーバッグ)など、旬のイタリアンブランドなら、より近く、よりコンパクトなフランチャコルタで用がすむ。旅行はタイム・イズ・マネー。1日、フルデイでショッピングを楽しむならばセッラヴァッレ。しかし、半日だけで一気に買い物して、残りの時間は別の目的に、というのであれば、このフランチャコルタはオススメです。(イタリア・ミラノから新津隆夫。写真も)

- 要注意の独特な表示。一番上がリテール(一般小売)、下がOUTLET価格。29ユーロはその差額。これをここでの売値と見間違えませぬように

