シュラスコはテーブルを回ってウエーターが肉を皿の上で切り分けてくれます。炭火焼きされた豪快な肉はとっても美味
シュラスコはテーブルを回ってウエーターが肉を皿の上で切り分けてくれます。炭火焼きされた豪快な肉はとっても美味
カフェ・ブラジルは市内に2店舗あり、両店とも地元の人たちで賑わっています
カフェ・ブラジルは市内に2店舗あり、両店とも地元の人たちで賑わっています

パラリンピックも熱く応援

 過去最多の41個のメダル獲得で日本中が熱狂したリオ五輪が終わりましたが、パラリンピックも始まり、まだまだブラジルで盛り上がっていますね。ラテンの国からの移住者も多いLAにはたくさんのブラジル料理店があり、多くの人がサンバの音楽と美味しいブラジル料理を楽しみながらリオでのアスリートの活躍を応援しています。ブラジル料理と言えば、豪快な肉料理「シュラスコ」が有名ですが、実はそれだけではないんです。移民の国ならではの本格的なブラジル料理が楽しめるLAで評判のお店を紹介します。

ご飯に黒豆のスープも付いたランチスペシャルは10ドルとお手頃価格で人気です
ご飯に黒豆のスープも付いたランチスペシャルは10ドルとお手頃価格で人気です

食べ放題スタイル主流

 ブラジル料理で外せないのはやはりシュラスコ。鉄串に刺した牛や豚、鶏肉を炭火でじっくりと焼き上げた肉料理は、ボリューム満点でガッツリ食べたい代表料理です。LAには専門店もあり、店員さんがテーブルに肉を運んできて、目の前で切り分けてくれる食べ放題スタイルが主流です。ビバリーヒルズのフォゴ・デ・チャオやコリアタウンのエム・グリルなどの高級店が有名ですが、庶民派にはウエストハリウッドのファーマーズマーケット内にあるセルフサービスのパンパス・グリルがオススメです。サラダバーや煮物などホットな料理、デザートなどが並ぶショーケースから好きなものを好きなだけ自分で皿にのせ、最後に店内で焼いているシュラスコからお気に入りのものをオーダーします。セルフと言っても、シュラスコの肉は種類も豊富で本格的な味わいなので、いつも長蛇の列ができる人気店なのも納得です。料金はすべて量り売りなので、お財布に優しいのもうれしいところです。

セルフのシュラスコも、目の前で肉を切って皿に置いてくれます。チキンやソーセージ、ラムにサーロインなど種類も豊富です
セルフのシュラスコも、目の前で肉を切って皿に置いてくれます。チキンやソーセージ、ラムにサーロインなど種類も豊富です

居心地抜群カフェ・ブラジル

 シュラスコもよいけど、ブラジルの家庭料理を楽しみたいと言う人にオススメなのはこじんまりとした小さなカフェ風のレストラン「カフェ・ブラジル」。店内に入ると、ブラジルを訪れた気分になる居心地のよさで地元でも人気があります。週末になるとテレビでサッカー観戦をしながら食事を楽しむ人で賑わうことでも知られています。メインはサーロインステーキやチキン、魚料理などがあり、いずれもご飯とサルサ、フライドバナナ、そしてブラジル料理の定番として知られる黒豆のスープのような煮込み料理、フェイジョアーダがついてきます。

おふくろの味にカイピリーニャ

 ブラジル風揚げ餃子パステウも、サクサクの皮の中に牛肉とトロトロのチーズが入っていて美味。豆と肉の煮込み料理や一口サイズのチーズブレッド、パオ・デ・キエホなど、ブラジルのおふくろの味的な料理もあります。ブラジル定番のソーダ「ガラナ」やブラジル特産のさとうきびを原料にした蒸留酒を使ったカクテル「カイピリーニャ」など、ブラジルならではのドリンクも人気です。

市内を回るブラジル料理のフードトラックもあり、手軽に楽しむことができます
市内を回るブラジル料理のフードトラックもあり、手軽に楽しむことができます
フードトラックの料理とは思えない本格的なブラジルスタイルのステーキ。ご飯にサラダ、黒豆のスープも付いて、お味もグ~
フードトラックの料理とは思えない本格的なブラジルスタイルのステーキ。ご飯にサラダ、黒豆のスープも付いて、お味もグ~

フードトラックもクオリティー高い

 もっと気軽にブラジル料理を楽しみたい! と言う人にはフードトラックも人気。グルメ・ブラジリアン・キッチンを自称するテンダー・グリルは、フードトラックとは思えないクオリティーの高さで評判です。アペタイザーとして人気のコシャーニャと呼ばれるブラジル風コロッケや家庭料理の定番ストロガノフにステーキ、サンドイッチやサラダなどの軽食まで豊富なメニュ-がそろっています。LAのウエストサイドを中心に出没することが多く、ランチタイムに利用する人もたくさんいます。

 まだまだ盛り上がるパラリンピックを観ながら、サンバのリズムとともにブラジル料理が楽しめるのもLAのよいところですね。(米ロサンゼルスから千歳香奈子。写真も)