透明度の高い群馬・神流湖(かんなこ)のヘラブナとどう遊ぶか? 「2015日刊スポーツ・フィッシング・サーキット」ヘラブナ部門の予選が5地区で予定されていて、神流湖「山水」は6月7日(日)の初戦に登場する。「警戒心の高いヘラブナの集まる場所を的確に狙いましょう」とアドバイスするヘラブナ道場の関川康夫師範代の語りでどうぞ。

 まず、神流湖は、その風景を楽しんでもらいたい。取材をした5月27、28日はほぼ満水。水がきれいなので、山や樹木が全部、鏡にうつるように逆さになる。その“水鏡”に向かってサオを振る。ダイナミックですよ。

 山水か、神流湖を知る釣り人から情報を入手してください。そのときの釣れているエリアはありますので、最新の情報を入手することが大事ですね。

 その次に水通しの良さそうな岬、変化のある岩盤、湖面に日陰をつくる樹木がせり出している場所など、魚が集まりそうなところを下見するのも重要です。

 そして、当日、湖面でバシャッ、とはねる「モジリ」の活発であることも確認しておいてください。

 上流の岬周辺に入ってみました。水深を探ると、岬の水際は2メートル前後と浅くて、突然9~10メートルと深くなっています。

 がまかつ凛刀18尺(約5・4メートル)を使うとカケアガリを宙で攻められますね。

 ここで誘うヘラは大きく2タイプ。

 1つ目は、食い気のある回遊魚。パトロールをしているわけではないけれど、元気のいいヘラはぐるんと回遊しています。岬の先端は水通しがいいことと、魚がターンできる角があるため、エサでアピールするには最適の場所といえます。

 2つ目は、底からせり上がってくる場合。まだ、底付近の水温は、10度台の前半なので、いつ上に行こうかヘラも悩んでいるところ。6月7日の予選あたりはちょうどいいんじゃないだろうか。

 神流湖のヘラは尺半(約45センチ)を楽しめるのが魅力。湖の流れもあるので、ウキはパイプトップの大きいものがいいですね。ボディーが16センチぐらいが適当です。

 ハリも大きいものを選んでください。がまかつアスカ7号か8号が有効でしょう。開く(ばらける)のが遅い閉じる(ばらけない)タイプのエサを直径2センチぐらいの大きめでつけてくださいね。

 私は、ハリス0・6~0・8号を40センチと60センチでつかってみました。

 巨ベラと格闘してください。神流湖は広いので、慣れている釣り人も予選の前に試釣することをお勧めします。【構成・寺沢卓】

 ★エサ ジャミ対策が必要。すぐに開いてしまうと、ジャミが寄ってきてしまうため、やや閉じ気味を演出したい。マルキユーの新商品「粘麸(ねばふ)」がいいだろう。ただ、入れすぎてしまうと、魚を寄せることもできなくなってしまうので、「バラケマッハ」でバランスをとる。ベースは「凄麸」でいいでしょう。

 ▼宿 神流湖「山水」【電話】090・5536・9982。6月7日の予選の受け付けは、旅館「山水」前の西井商店で午前4時から。桟橋に移動して同5時から競技説明、同5時30分に出舟。参加費は3500円。近場攻略は手こぎ、上流を希望する場合は引き船を出す。詳細は要確認。帰着は午後3時。募集35人。通常は、ボート2000円、日釣り券1000円。午前5時30分出舟で、午後4時までに帰着。旅館「山水」で宿泊も可。旅館「山水」からダムサイトを経由した対岸の神泉ボート場に移動。