ホッケの好調が続く日本海岩内町の雷電海岸に13日、出掛けた。ホッケ以外にもソイやガヤが釣れるシーズンとあって、期待にたがわぬ釣行となった。

深夜、同行者の碓井一樹さんと通称・刀掛けに釣り座を構えた。ほどなく40センチオーバーのソイが釣れると、これを合図に30センチ前後のガヤが入れ食いに。スタート早々、2人はうれしい悲鳴を上げた。

夜が明けると、今度は40センチクラスのホッケが爆釣モードとなり、休む暇もないほど。好条件に恵まれたとはいえ、これほど数が釣れることは珍しく、碓井さんは笑顔が絶えなかった。

今回は群れに当たったこともさることながら、餌のイソメやサンマの切り身が功を奏した。魚体の大きさによって、針に付ける量を加減して誘うのが良さそうだ。

当初は島牧町周辺に入釣するはずだったが、釣りの自粛要請が出ていたため、ポイントを変更した。今後も周辺の沿岸や漁港は釣りの自粛が求められる可能性があり、出掛ける前に各役場のホームページなどで確認したい。

ホッケはそろそろ終盤を迎えるものの、ソイやガヤが本格化する。ただし、シケの日が多いため、安全に配慮して楽しんでほしい。【リポーター・藤本康隆=46】