老化は、人間の宿命です。しかし、老化の研究が進むなか、生活習慣によってある程度、老化を遅くできる可能性が出てきました。
細胞の「糖化」は、血糖値が急激に上がるときに起こりやすいので、ご飯などの糖質をとるときは、オクラや納豆、モロヘイヤなどねばねばしたものを一緒に食べ、血糖値の急上昇を防ぎます。抗酸化力のある野菜をとることも、細胞の「酸化」や「慢性炎症」を防ぐために有用です。
1日10時間以上の空腹時間
人間の体には、老化を抑える仕組みも備わっています。「オートファジー」という仕組みは「自食作用」と言われ、不要なものや有害なものを分解し、その材料をリサイクルして新しい細胞を合成します。また、抗老化のカギを握るサーチュイン遺伝子というのも見つかっています。
オートファジーもサーチュイン遺伝子も、軽い飢餓状態によって働き出すと考えられるため、1日の最後の食事から、睡眠を経て翌朝最初の食事までの空腹時間を、最低でも10時間とることが望ましいといわれています。
その他、筋肉だけでなく、体中の細胞をつくるタンパク質をしっかりとること。カキやホタテ、豚レバー、ナッツ、オートミールなどに含まれる亜鉛は、細胞の成長と分解を促し、肌の若返りや性ホルモンの合成などに必要です。
いい生活習慣を取り入れて、少しでも老化を遠ざけ、最後まで悠々と人生を楽しみたいものですね。

