メタボリック症候群とは、内臓型肥満があって、高血圧、高血糖、糖質代謝異常などの2つ以上が組み合わされた症状のことを言います。

・免疫の暴走を防ぐ

メタボがあると免疫の異常反応がおき、動脈硬化や心筋梗塞、脳梗塞のリスクが高まると言われています。

筋活により筋肉が増えると、筋肉から免疫細胞インターロイキン6(ILー6)という物質が出て、免疫反応が過剰に暴走しないようにしてくれます。ILー6には、細菌などの攻撃を防いでくれる働きもあることも分かりました。

・運動習慣を身につけよう

筋肉とマイオカインの恩恵を十分に受けるには、タンパク質をしっかり摂る「タン活」と、筋肉を動かす「筋活」が大切です。タンパク質が足りず、運動しないでいると筋肉はどんどんやせ細っていきます。

ちなみに、無理なダイエットをすると筋肉が減ってしまいます。筋肉が減るとマイオカインも減るので、脂肪細胞を燃焼しやすい性質に変化させるマイオカインの作用も得られにくくなります。無理なダイエットは、かえって太りやすい体をつくってしまうのです。

運動が大切ということがわかっていても、なかなか実行できないという人のために、『鎌田實のまいにち健脳日めくりカレンダー』(EDITORS)を出しました。1日3分程度でできる運動を、30種類紹介しています。

3カ月続けると、運動習慣が身についてきます。運動習慣が身につくと、体が変わり、体を動かすのがどんどんおもしろくなっていくはずです。