コツは有酸素運動と無酸素運動との組み合わせ。「神楽坂やまもと内科クリニック」の山本剛史院長はこう話す。

「有酸素運動というのは文字通り酸素が必要な運動という意味です。たとえば、運動しているときに“ハアハアするような運動”だと思ってください。ちょっと速足で歩くと息がハアハアしてきますよね。それはもう、体が酸素を必要としているということなのです」

「無酸素運動」は「ハアハアしない」運動?

「無酸素運動では酸素を取り込むことをしません。つまり“グッと息を止めて行う運動”ということになります。たとえば100メートルを全力で走ると、息継ぎなしで走ろうとしますね。その際、糖分を筋肉の中に取り込むタンパク質の数が増えるということがわかっているんです。そして同時に筋肉の繊維も太くなっていきます」

無酸素運動で筋肉が増えるけれど、それだけではじつはよくない。

「無酸素運動ばっかりやっていると、アドレナリンがたくさん出てかえって血糖値が上がってしまいます。血糖値を下げるのに無酸素運動だけというのは適していませんが筋肉を強くするために無酸素運動はなくてはならない運動なので、このふたつを組み合わせることが血糖値を効率的に下げることになります」

負荷がかかることで筋肉は再生され、さらに強くなる。そして増えた筋肉を使って糖を燃やすのだ!