性別問題で論議を呼びながら、パリ・オリンピック(五輪)ボクシング女子66キロ級で金メダルを獲得したイマネ・ヘリフ(25=アルジェリア)が公式インスタグラムを更新。16日(日本時間17日)夜に母国アルジェリアの凱旋(がいせん)パレードに臨んだことを報告した。金メダルを身に着けたへリフは、アルジェリア北部の州都ティアレットで開催された自らのパレートに参加した。

オープントップバスの最上階に立って笑顔をみせると、へリフは集まった大勢のファンからのスマホ撮影によるライトで明るく照らされた。インスタグラムには「誇りと名誉の高さは、国を代表し国旗を高く掲げること。その誇りを家族、愛する人、地域社会と分かち合うことは大きな喜びです。ティアレットとビバン・ミスバの街頭で受けた温かい声援と、あふれる愛と応援の気持ちは、ずっと心に残ります。心より感謝申し上げます。ありがとう、ティアレット。ありがとう、アルジェリア。すべてのアラブ人、そして私をサポートし、支えてくれたすべての人に感謝します。未来は明るい」などとつづった。

アルジェリアに帰国後、現地報道陣に対し「アルジェリアの男性と女性はみんな幸せになり祝う権利がある。これは政治と国民が全員スポーツを支持していることを証明している」と発言していた。また14日にはアルジェリアの民間テレビ局エル・ビラドでも自らが感じた困難と恐怖を語り「なぜ世界中でこれほどの抗議が起こったのでしょうか? 私は怖かったですが、神に感謝してそれを乗り越えることができました」と振り返っていた。