2回戦敗退で2連覇の夢がついえた21年東京五輪の金メダリスト阿部詩(24=パーク24)の衝撃の敗戦を、開催国フランスのレキップ紙(電子版)が、大きく伝えている。

地元フランス勢の各競技での躍進を大きく伝える記事が並ぶ中、青い柔道着で畳に膝を突く女王・阿部詩の写真とともに、次のように書いている。

「連覇を狙った金メダル候補の日本人、アベウタは、パリオリンピックはベスト16で敗退」の見出し、続けて冒頭に「52キロ級のオリンピックチャンピオンであるアベウタは、日曜のパリオリンピックで2試合目で敗退した。日本人女性は涙を流し、数分かけて畳から立ち去った」と書いた。

柔道が強く、人気があるフランスでの阿部詩の知名度、女王へのリスペクトが感じられる記事だった。

「彼女は畳の上で長い間うずくまったまま、立ち上がろうともがいた。日本人コーチは立ち上がるのを手伝い、歩くことさえ手伝わなければならなかったほどだ。『ウタ! ウタ!』と応援する大勢の観客が後押しした」

この記事に、ユーザーから「偉大なチャンピオンである彼女が敗北後、これほど打ちひしがれるのを見ることは本当に心が痛む。ただ、この苦難を乗り越えることができる」などと、後押しするコメントがついた。