【パリ=竹本穂乃加、木下淳】2連覇の夢が破れた。前回21年東京五輪の金メダリスト四十住さくら(22=第一生命保険)が予選で敗退。79・70点で、上位8人が進む決勝に残れなかった。
日本勢3人は1組目に登場。45秒間のラン3本からベストスコアが採用される予選で、四十住は1本目に79・70点をマークしたものの、優勝候補のスカイ・ブラウン(16=英国)ら残り3組に16人が控えており、上位8人が進む決勝に向けて、予選後の取材では表情がさえなかった。
期待される五輪V2へ「やっぱり観客もいっぱいいるし、連覇したい気持ちもあるし。緊張も前回よりはしていて、思うように体が…。人の失敗は祈りたくないけれど、決勝に行って、やりたいことを全て出して終わりたい」と話していたが、最終4組目の結果を受け、予選通過できない9位以下になることが確定した。
最終4組目の1人目と2人目が80点超で7位から無情の圏外に転落した。
四十住は4日にインスタグラムを更新。この日に向けた気持ちをつづっていた。笑顔で滑走する写真とともに「3年前の今日東京オリンピックで金メダルを取りました。今回2大会連続オリンピックに出場できてうれしいです」。前回女王は「パリが決まるまではけがもあり、辛いことのほうが多かったけど、みなさんのサポートがあってまた大舞台に戻ってこれました。感謝」と、パリ五輪までの苦しい歩みを吐露していた。
一方、世界ランキング1位で東京五輪銀メダルの開心那(15=WHYDAH GROUP)は88・07点で首位。草木ひなの(16=スターツ)は85・11点の3位で、最終の1組を残して決勝進出を決めた。
開は1回目で85・04点と上々の滑り出しで、続く2回目も得点を伸ばして88・07点。草木は1回目で転倒して44・00点も、最終の3回目にバックサイド540を決めて85・11点を記録した。



