【パリ26日=松本航】パリ五輪に臨む競泳日本代表勢は、高速列車TGVの路線網に破壊行為があった件を冷静に受け止めた。

多くの選手が本番会場のラデファレンス・アリーナで調整した。大規模な破壊行為は25日夜から26日にかけて線路沿いの設備が標的とされており、日本オリンピック委員会(JOC)は日本選手団に対して注意喚起。各競技のチーム代表者が入るLINE(ライン)のグループで「安全第一で行動するようにしてください」などと呼びかけた。

練習後に状況を伝え聞いた男子200メートルバタフライの本多灯(22=イトマン東進)は「犯罪者の気持ちは分からないけれど(警備に)隙はないだろうなと勝手に思っています」と大会運営に信頼を寄せた。

女子平泳ぎで競泳日本勢史上最年長33歳の鈴木聡美(ミキハウス)は「ちょっと応援に来る家族が心配」としつつ「心配だけれど、なるべく心配しないように自分のコンディションに集中したい」と冷静に見据えた。