平昌五輪(ピョンチャンオリンピック)の開幕を6日後に控えた3日、スノーボードとフリースタイルスキーのハーフパイプの試合会場は、完成していなかった。

 パイプの大枠こそできているが、ボトム(パイプの底)には雪がたまり整備車が何度も往復。他に重機も稼働していた。関係者は「写真を見たら不安になるかもしれないけど、大会前には完成するさ。直前まで完璧なパイプを造るようにしていくよ」と笑顔で語った。日本はスノーボード男子・平野歩夢(バートン)らメダルを期待される種目だが、その舞台は急ピッチでの整備となる。(平昌=上田悠太)