女子1000メートル予選8組で斎藤仁美(27=オーエンス)が2着となり、22日の準々決勝進出を決めた。

 斎藤仁が五輪個人戦初陣を予選突破で飾った。残り2周で内側を突いて2位に浮上。「絶対に負けられなかった」と喜んだ。弟で男子代表の慧(神奈川大)がドーピング検査で陽性反応となり、選手村を離れた。動揺はあるが「私は私で自分のことを考えないと、応援してくれる人に失礼。今は全く(弟のことを)考えず、自分のレースを100%ですることが求められている」と準々決勝を見据えた。