15年スロープスタイルの世界選手権女王で、今季ビッグエアワールドカップ(W杯)で2度表彰台の鬼塚雅(19=星野リゾート)は119・00点の8位に沈んだ。

 1回目はキャブ900に成功するも、2、3回目と大技のDC10で、着地に失敗。スロープスタイルの19位に続き、期待されたメダルを逃した。「自信がないままやったことがすごくだめだった」と振り返った。ソチオリンピック(五輪)は選考会であるW杯の直前で、左手首を骨折し、出場を逃した。今回の五輪への思いは強かっただけに喪失感も大きく「すごく悔しい大会になった。4年後(北京五輪)はまだ目指すか決めてない」とうつむいた。