世界バドミントン連盟は27日、延期となった東京オリンピック(五輪)出場権に関する新規定を発表した。

19年4月末から始まった1年間の選考レースは、今年3月の全英オープン以降凍結されていた。これまで獲得したポイントは維持され、21年1月からの17週間で行われる選考対象大会で得たものが加算される。

打ち切りの可能性もあったが、選考レース継続により、2枠をかけた女子ダブルス3組の争いも続行。以前厳しい状況だが、日本人3番手の高橋礼華、松友美佐紀組にも、出場の可能性は残った。チームは6月1日から練習を開始する予定。リオ五輪金メダリストが連覇へ向け、再スタートを切る。