優勝戦は一宮稔弘(50=徳島)が3カドまくりで会心の勝利をもぎ取った。6月の鳴門に続く今年2度目、通算では46度目の優勝を飾った。

まさに百戦錬磨の経験値が物を言った。展示同様、伸びに特化して挑む井上大輔の内にピット離れで入り3カドを奪った。展示では井上に伸びられて押さえ込まれる隊形も、本番ではコンマ05のトップスタートを決めて、スーパーエース36号機を駆るイン明石正之をものみ込んだ。

自身の57号機も前節の周年で佐藤翼をG1初制覇に導いた準エース級のエンジンだった。枠番通りなら3カドで猛威を振るった井上マークの4コース選択の手もあったが「僕は自力選手。マークは苦手」と最後まで攻撃派のスタイルを貫いた。今期(5月以降)はA1勝率に届かなかったが「来期につながる優勝」と胸を張った。